ハワイダウンタウン探訪:イオラニ宮殿･カメハメハ大王像･カワイアハオ教会･出雲大社などを歩いて巡るおすすめルート

ホノルルの中心にあるダウンタウンには、歩いて巡ることが出来る圏内に、ハワイの文化と歴史を感じることができる場所がたくさんあります。

上に掲載した７つのうちの6つ（イオラニ宮殿・カメハメハ大王像・カワイアハオ教会・ホノルル市庁舎・リリウオカラニ女王像・ルナリロ王廟）はほぼ一つの地区に固まってあるので、散歩をしながら巡ることができます。
唯一「ハワイ出雲大社」が少し離れているのですが、それでも「イオラニ宮殿」から歩いて17分くらいの距離ですから、十分に徒歩圏内です。

ハワイダウンタウン探訪：歩いて巡るおすすめのスポット7つをご紹介

ハワイのダウンタウンを歩いて巡るときに絶対に見たい7つのスポットを、見やすく表にしてみました。

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イオラニ宮殿	イオラニ宮殿 ハワイ王国7代目のカラカウア王によって建てられた王族の公邸。 ツアーに参加すると、ハワイ王朝の深く哀しい歴史を知ることができます。
カメハメハ大王像	カメハメハ大王像 ハワイ八島を統一し、ハワイ王国を創り上げた建国の祖カメハメハ大王の像。 凛々しい姿と黄金に輝く装束はぜひ実物を見たいです。
カワイアハオ教会	カワイアハオ教会 「偉大なる石の教会」と言われる、オアフ島最古のキリスト教会。サンゴのブロックで作られています。 現在も日曜日には、ハワイ語と英語でミサが行われています。
ハワイ出雲大社の鳥居と本殿	ハワイ出雲大社 1906年（明治39年）日系移民への神道布教のために、出雲大社の分院として建立されました。 お守りや御朱印が評判になり、今やハワイの大人気スポットになっています。
ハワイ州議会議事堂	ハワイ州議会議事堂 1969年に完成した建物で、ハワイ州の上院・下院の議会が開かれる会議場、ハワイ州知事の執務室などがあります。
リリウオカラニ女王像	リリウオカラニ女王像 ハワイ王国最後の悲劇の女王、リリウオカラニ女王の像。 リリウオカラニ女王は、「アロハ・オエ」をはじめ、160曲以上の楽曲を作ったと言われています。 像の左手には「アロハ・オエ」の楽譜、ハワイの創生記の神話「クムリポ」、憲法草案が握りしめられています。
ルナリロ王墓	ルナリロ王墓 ハワイ王国で初めて選挙で選ばれた、ルナリロ王の墓。 とてもかわいらしい造りです。カワイアハオ教会の中にありますからぜひ立ち寄りたいです。

ハワイダウンタウン探訪：歩いて巡るおすすめのルートとスケジュール

7つのダウンタウンのスポットを歩いて巡る、おすすめのルートとスケジュールを紹介します。
所要時間は、わたしの場合、宿泊しているコンドミニアムから、バスや徒歩での移動+見学+ランチの時間など全部込みで、約6時間半でした。

↓ダウンタウンを歩いて巡った時のルートとスケジュールを表にしてみました。

①	8：30	コンドミニアム（ホテル）出発	ワイキキ中心部からバス【2】【13】に約30分乗車、【2L】なら約16分乗車
②	9：20	カメハメハ大王像	バス降車後、徒歩約7分 見学・写真撮影など約5分
③	9：30	カワイアハオ教会【※建物内見学無し】	移動（徒歩）・見学・写真撮影など約10分
④	9：40	ルナリロ王墓	移動（徒歩）・見学・写真撮影など約10分
⑤	9：50	イオラニ宮殿【見学】	10：00よりオーディオツアー（要予約） 移動（徒歩）・見学・写真撮影など約1時間30分
⑥	11：30	リリウオカラニ女王像/ハワイ州議会議事堂【※建物内見学無し】	移動（徒歩）・見学・写真撮影など約15分
⑦	11：45	【ランチ】アロハ・ビアカンパニー	ホノルル市庁舎から徒歩約10分 ランチ約1時間30分
⑧	13：30	ハワイ出雲大社【見学】	アロハ・ビアカンパニーからバス停まで徒歩約5分 バス【20】【42】【52】に約10分乗車 移動・見学・お土産（お守り）購入・写真撮影など約30分
⑨	15：00	コンドミニアム（ホテル）へ帰る	出雲大社からバス停まで徒歩約3分 バス【2】に約30分乗車、【20】なら約40分乗車

◎【※建物内見学無し】とは、建物内の見学はできるけれど、土曜日だったため開催されていなくて建物内の見学をしなかったということです。

上のスケジュールの時間は、わたしたちが巡った時（2023年4月・土曜日）のものです。

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ハワイダウンタウン探訪：7つのおすすめスポットをもっと詳しくご紹介！

では、ハワイダウンタウンでおすすめのポイントについて、おすすめの理由や注意点、予約の仕方など、詳しくお話いたします。

ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット①イオラニ宮殿

ハワイダウンタウン探訪にイオラニ宮殿をおすすめする理由

イオラニ宮殿はハワイ王族の公邸ですが、ハワイの歴史、そうして今のハワイを知るために、必ず訪れていただきたい場所です。
明るい空と海、開放感あふれるパラダイスとして知られるハワイ、でもハワイ王朝の歴史の中には、深く哀しい物語があることに、きっと驚かれると思います。

イオラニ宮殿を写真でご紹介

↓イオラニ宮殿の門扉の紋章
カメハメハ三世の「大地の生命は、正義によって守られる」という意味の言葉が、下部の青いリボンにハワイ語で刻まれています。

↓イオラニ宮殿の外観

↓イオラニ宮殿の美しい階段は、貴重なハワイ産のコアの木材で作られています。
この階段は現在使用が禁止されているので、見学者は左手奥に作られた見学者用エレベーターを使います。

↓イオラニ宮殿のダイニング、美しい食器類が並んでいます。

↓王家の食器類には紋章（門扉の紋章と同じもの）が焼き付けてありました。

↓イオラニ宮殿の玉座と王・王妃の装束

↓美しい曲線を描く階段を2階から。
この階段の床材は唯一、当時のままのものだそうです。

↓音楽の部屋
王族たちが集い、音楽や歌を演奏したり、作曲したり、聴いたりして過ごした部屋。
「アロハ・オエ」も演奏されたのでしょうか・・・

↓国王の執務室
膨大な蔵書があったことから、「図書室」と呼ばれることもあります。

↓執務室の中にある電話
1880年（明治13年）代に電話があったなんて・・・！！

↓電話もですが、もっと驚くのが右側の「トイレ」、水洗トイレなんです！！
左上にあるのが温水も出るシャワー、その下がゆったり浸かれるバスタブ、斬新すぎます！！

↓そしてここが・・・・「女王幽閉の部屋」
幽閉されたリリウオカラニ女王の部屋には、女王が幽閉中、はぎれを使って、一針一針に祈りを込めたキルトが展示されています。
見学者は「オーディオツアー」の音声ガイドを聞いていますが、涙する女性が多かったです。

↓中央部分のキルトが女王リリウオカラニの手によるもの、女王の誕生日や即位日、幽閉された日など、記念日を記す数字や文字が丁寧に刺してあります。それ以外の部分は解放後に友人たちの手を借りて完成されたものだそうです。（中央部分の写真）

↓（周りの部分の一部の写真）

↓地下ギャラリーに展示してあった菊の紋章の壺。
明治天皇から贈られたものだそうです。

↓これは葵の紋の茶器セット、徳川家からの贈り物ですね。
（宮殿内ではフラッシュが使えないので、ハッキリ写っていなくてごめんなさい）

上の2つの贈り物は、わたしたち夫婦が日本人だと気づいた館内ガイドの人（日本人）が、『ぜひ見ていってほしい』と紹介してくれました。ツアーの音声ガイドでは教えてくれない情報なので、紹介してもらってよかったです。
ハワイ王国は、日本とも友好を深めていたんですね。

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イオラニ宮殿のチケットとツアー

イオラニ宮殿のチケットは、当日購入することができますが、ツアーは人数制限があるので、曜日や時間によっては思い通りの時間に入れないことがあります。念のために、ネットで予約しておかれることをおすすめします！

イオラニ宮殿のチケットとツアーの簡単なネット予約の仕方

イオラニ宮殿のチケットとツアーは、公式ページで予約することができます。

↓イオラニ宮殿の公式ページのトップページの画面です。
ページの上部の黄色の〇で囲んだ「BOOK NOW」（今すぐ予約）をクリックします。

↓この画面になります。

日本語表示に変更する方法

ページの一番下部の左端の、黄色の〇で囲んだ「英語またはEnglish▼」をクリックします。

 

↓すると、下の画面になります。
黄色の〇で囲んだ部分が新たに表示されます。その中の赤の〇で囲んだ部分「More options」をクリックします。

↓すると、下の画面になります。
まず、黄色の〇で囲った部分「言語を選択」をクリックすると、上部にボックスが表示されます。
次に、ボックスの中の赤の〇で囲った部分「日本語」をクリックすると、画面が日本語表示になります。言語はあいうえお順になっていますが、「日本語」は一番上にありますよ。

チケットとツアーの予約の仕方

↓イオラニ宮殿のツアーは、現在8つ用意されています。

↓ツアーなどが9つ表示されたページの左上にある「オーディオツアー」をクリックすると、このページが表示されます。
右側の黄色の〇で囲った部分のカレンダーで希望する日時を選択して予約に進みます。
曜日の表示が変なことがありますが、翻訳ミスなだけで、左から「日月火水木金土」と並んでいます。（2023年6月現在、オーディオツアーは火・金・土の週3日行われています）
グリーン表示の日が予約可能の日です。（グレー表示になっているときは、予約で埋まっている場合、背景が白の日はツアーが行われていません）

ここでは例として以下の条件で予約を取っていきいます。

• 2023年8月1日（火）
• 10：00
• 大人2名

↓まず、黄色の〇で囲った部分を「August　2023年」に変更して、赤の〇で囲った「1」をクリックします。

↓すると、下のようなボックスが表示されます。
わたしは10時のツアーを予約したいので、黄色の〇で囲った10時のボタンをクリックします。

↓すると、この画面になります。
大人2名予約したいので、黄色の〇で囲った部分をクリックすると人数を聞いてくるので、「2」を選択します。
2を選択すると、下部に2名分の入力画面が表示されます（赤の四角で囲った部分）。
「フルネーム（日本語でも大丈夫ですが、ローマ字表記の方が親切かなと思います）」「郵便番号」の記入が終わったら、その下に、簡単なアンケートが表示されますが、ここは入力してもしなくても次に進むことができます。

↓下の黄色の〇で囲った部分の金額を確認します。（カード決済しか受け付けないのですが、手数料が加算されます）
次に赤の〇で囲った部分「保存してカートに戻る」をクリックします。

↓いよいよ最後の入力です！
黄色の四角で囲った部分の「＊」の付いている部分を入力します。

フルネームは英語表記で、電話番号は携帯などの連絡のつきやすい番号がいいと思いますが、通常イオラニ宮殿側から連絡があることはありません。ただ、予約完了のメールが送られてくるので、メールアドレスは間違いなく入力してください。

赤の〇で囲った部分「完了して支払う」をクリックすると完了です。
しばらくするとイオラニ宮殿から登録したメールアドレス宛に、予約完了メールが送ってきます。

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イオラニ宮殿の8つのツアーとは？

イオラニ宮殿のツアーは、8つのコースがあります【2023年6月現在】。

ツアー名	大人料金	時間など	内　容
オーディオツアー	26.96ドル	約60～90分 火・金・土 9:15~15:45	音声ガイド（日本語）を聞きながら、自分のペースで宮殿の１,2階を探索します。地下ギャラリーには音声ガイドはありません。ツアーは20人限定、15分毎に入場します。
ガイド付きツアー	32.95ドル	60分 水・木・土 9:00~12:30	ガイドの説明を聞きながら1,2階を見学します。地下ギャラリーは個人での見学になります。ツアーは30分毎に入場します。
チェンバレン（宮廷の侍従）のツアー	77.95ドル	60分 水・木 15:00	多くの貴重な品物を間近で見て、侍従長の職務について学びます。また、侍従目線で語られる数々の逸話を聞くこともできます。ツアーは6人限定
19世紀の王家ファッションに焦点を当てたツアー	77.95ドル	60分 水 14:30	カピオラニ女王の戴冠式のガウンやカラカウア王の戴冠式の制服、宮殿コレクションの貴重なジュエリーなどを近くで鑑賞することができます。記念品付き。6名限定
ハワイと日本の王室のつながり	77.95ドル	60分 水 13:00	宮殿内の特別エリアにアクセスして貴重な品物を間近に観察し、世界における王国の立場を強化するための王の努力についての話を聞くことができます。6名限定（日本語でのガイド可、ただし72時間前までに要連絡）
ホワイト グローブ ツアー	125ドル	2.5時間 木 14:30	白い手袋をはめて、一般公開されていない貴重な宮殿コレクションを特別に鑑賞することができます。4名限定
日本語ガイド付きツアー	32.95ドル	60分 水・木 15:30	日本人ガイドの説明を聞きながら1,2階を見学します。地下ギャラリーは個人での見学になります。
カラカウア レガシー ツアー	77.95ドル	90分 水 15:45	ハワイ文化の活性化に貢献した最後の国王カラカウアの生涯と遺産を紹介します。カラカウアが地元や世界的に何を達成したか、イオラニ宮殿の具体的なビジョンがハワイの生活様式とフラ、歴史、伝統の保存にどのように貢献し続けているかが理解できます。限定6名、記念品付き

イオラニ宮殿のツアーに参加するときの注意点

チケット受付窓口（ハレコア）

イオラニ宮殿のチケットは、事前にネットで予約されることをおすすめします。
↓予約を取った状態で、イオラニ宮殿正面の左手前にある建物「ハレコア」でチェックインをします。

ネット予約したときにメール宛に送られて来る予約確認書を持って行くと、それを見せるだけでいいので簡単です。

↓手続きが終わると、シールをもらいました。
これを服の見えるところなどに貼ってツアーに参加します。左上の数字は参加日、「10」と書いてあるのは、10時のツアーのことです。

ツアー参加前の注意点

↓宮殿に入る中央の階段を上ると、左に待合場所のようなところがあり、そこに座ってスタッフの説明が始まるのを待ちます。わたしたちが行ったときは、すでにスタッフと数人の見学客が座っていました。

↓まず、床を汚さないように靴の上から履くカバーを渡されました。

大きい荷物はロッカーに預けなければなりませんが、たいていのハンドバッグ、ショルダーバッグ類は持ち込むことが出来ました。リュックは、背中ではなく、前に持つように言われます。

写真撮影やタブレットについての注意点

イオラニ宮殿では写真撮影を自由にすることができます。
ただし、フラッシュ撮影・動画撮影は禁止されています。3脚などを使った撮影やセルフィー等も禁止です。

それから、それぞれの国の言葉に対応した小さいタブレット（首からかけて使用）をもらい、宮殿内に入場します。タブレットは退場するときに係員に返却します。

↓写真のように、皆それぞれタブレットの音声を聞きながら、自分のペースで見学します。興味のある所は何度も訪れたり、途中で休憩したりもできます。

1階・2階をまずは順路通りに、音声ガイドを聞きながら見学し、その後地下ギャラリーを見学します。地下ギャラリーには音声ガイドはありません。

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イオラニ宮殿の基本情報

住　所	364 S King St., Honolulu, HI 96804-2259, USA
電　話	808-522-0822
休館日	日曜日・月曜日
開館時間	9：00～16：00
アクセス

イオラニ宮殿にはユニークなツアーがたくさん用意されていますが、初めてのイオラニ宮殿の見学におすすめするのは次の二つです。

ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット②カメハメハ大王像

カメハメハ大王像は、イオラニ宮殿とは道を挟んで正面に、ハワイ州最高裁判所を背にした場所に建立されています。

ハワイダウンタウン探訪にカメハメハ大王像をおすすめする理由

身長が２メートルもあったと言われるカメハメハ大王は、ハワイ八島を統一した並外れた武力とともに、大変な賢者としても知られています。
ハワイの象徴とも言える「カメハメハ大王の像」は、「ダイヤモンドヘッド」とともにあまりにも有名ですよね。

カメハメハ大王像を写真でご紹介

↓大きく差し出された右手は「ハワイ王国の繁栄」を、槍を持った左手は「平和」を表しているそうです。

↓大王ゆかりの故事が刻まれた大王像の台座も美しいです。

↓大王の後ろ姿、なかなかこのアングルの写真ってないですよね。
逆光だけど、黄金のマントがきれいです。

カメハメハ大王像の基本情報

住　所	447 S King St, Honolulu, HI 96813 USA
電　話	808-539-4999
休館日	土曜日・日曜日
開館時間	9：00～17：00
アクセス

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ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット③カワイアハオ教会

カワイアハオ教会は、1842年に建てられたオアフ島最古のキリスト教教会で、長い間、ハワイ王朝ゆかりの教会として格式の高さを誇ってきました。今でも日曜日には、英語とハワイ語によるミサが行われています。

ハワイダウンタウン探訪にカワイアハオ教会をおすすめする理由

カワイアハオ教会は、1個の重さが300kg～700kgもある巨大な珊瑚のブロックを海のサンゴ礁から切り出して運び、それを約1万4千個も積み重ねて造られています。美しい外観と格調のある教会内を、ぜひご覧になってください。

カワイアハオ教会は、カメハメハ大王像、イオラニ宮殿などから歩いて数分のところにあります。

カワイアハオ教会を写真でご紹介

↓石の教会とも呼ばれるカワイアハオ教会の外観

↓目を引く正面の時計塔の時計は、カメハメハ3世が寄贈したものです。

重厚で美しい教会なので、ここで結婚式を挙げる海外からのカップルも多いようです。

わたしたちが行ったのは土曜日だったので、教会内の見学が残念ながらできませんでした。

でも、中からパイプオルガンの演奏が聞こえてきたので、教会の外からガラス窓越しに中を覗いてみると・・・↓

ガラスの反射でちょっと見えにくいかもしれませんが、アロハ姿の演奏者がパイプオルガンの練習中でした。日曜日のミサや、結婚式で演奏されるのでしょうか・・・。

↓教会の内部もガラス越しに見ることが出来ました。

実は、写真を見直して初めて気が付いたのですが、わたしたちがカワイアハオ教会に行ったのは午前9時30分ころだったので、実は時計塔の表示時間、かなり違ってるんですよね。
ちなみに、時計は棟の3面にそれぞれ設置されているのですが、表示している時間もそれぞれ違っています。

カワイアハオ教会の基本情報

住　所	957 Punchbowl St, Honolulu, HI 96813 USA
電　話	808-469-3000
休館日	土曜日・日曜日
開館時間	8：00～16：30【教会内の見学無料】
アクセス

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ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット④ルナリロ王墓

ハワイ王国で初めて、議会選挙によって、国民の中から選ばれた王、「ルナリロ王」の墓です。

ハワイダウンタウン探訪にルナリロ王墓をおすすめする理由

ルナリロ王は、英語が堪能で芸術にも造詣が深く、民主的な考えの持ち主だったと言われています。ところが、結核で早くに亡くなり、国民に敬愛されながらも、在位は1年1か月未満ととても短いものでした。
カワイアハオ教会の敷地内にあるルナリロ王墓は、とてもかわいい造りの墓で、入り口の門扉には紋章がしつらえてあります。

ルナリロ王墓を写真でご紹介

↓ルナリロ王墓正面入り口の写真。門扉に王の紋章があります。

↓ルナリロ王の紋章。
イオラニ宮殿の紋章とデザインは違いますが、下部の黄色いリボンに刻まれた文字「大地の生命は、正義によって守られる」という意味のカメハメハ三世の言葉は同じです。

↓池と小さな噴水のある王墓の庭

カワイアハオ教会の正面右手にあるルナリロ王墓、ぜひ訪れてくださいね。

ルナリロ王墓（Tomb of King Lunalilo）の基本情報

住　所	447 S King St, Honolulu, HI 96813 USA（カワイアハオ教会内）
電　話	808-539-4999（カワイアハオ教会と同じ）
休館日	土曜日・日曜日（カワイアハオ教会と同じ）
開館時間	9：00～17：00（カワイアハオ教会と同じ）【教会内の見学無料】
アクセス

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ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット⑤リリウオカラニ女王像/ハワイ州議会議事堂

ハワイ王国最後の女王リリウオカラニの像です。

ハワイダウンタウン探訪にリリウオカラニ女王像/ハワイ州議会議事堂をおすすめする理由

有名なハワイアンソング「アロハ・オエ」を作曲したことでも有名なリリウオカラニ女王は、歴史に翻弄される生涯を送った、ハワイ王朝最後の女王です。

また、ハワイ州議会議事堂は、リリウオカラニ女王像の正面にあり、上・下院の会議場、ハワイ州知事の執務室などがあり、見学は自由です。

リリウオカラニ女王像/ハワイ州議会議事堂を写真でご紹介

↓「ハワイ州議会議事堂」に向かい合うように立つ「リリウオカラニ女王像」

↓リリウオカラニ女王の左手にしっかり握りしめられているのは、

• （上）アロハ・オエの楽譜
• （中）ハワイの創世記『クムリポ』の原稿、リリウオカラニ女王がハワイ語から英語に翻訳しました。
• （下）リリウオカラニ女王が成立を望んだハワイ王国新憲法の法案。この草案が引き金となり、ハワイ王国が崩壊してしまうことになりました。

↓ハワイ州議会議事堂

リリウオカラニ女王像/ハワイ州議会議事堂の基本情報

住　所	415 S Beretania St., Honolulu, HI 96813 USA
電　話	808-586-0178
休館日	土曜日・日曜日
開館時間	7：00～17：00【議事堂内の見学無料※】 ※415号室でパンフレットを受け取り、議事堂内を見学することができます。 パンフレットはここからダウンロードできます⇒セルフガイドツアーパンフレット
アクセス

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ハワイダウンタウン探訪：おすすめスポット⑥ハワイ出雲大社

1906年（明治39年）に、日系移民への神道布教を目的としてハワイ出雲大社が開設されました。

ハワイダウンタウン探訪にハワイ出雲大社をおすすめする理由

日系移民の心のより所として大切にされてきたハワイ出雲大社ですが、このところの御朱印ブームや、テレビなどで取り上げられたことで、一躍人気の観光スポットとなっています。

ハワイ出雲大社を写真でご紹介

↓ハワイ出雲大社は、イオラニ宮殿やカメハメハ大王像などの観光スポットが集まっている場所からは歩いて17分くらいです。
正面に白い大きな鳥居があります。

↓本殿の重厚なしめ縄・・・どこを見ても「日本」としか思えません・・・

↓ハワイ出雲大社のお守り、左から「健康祈願（8ドル）」「スポーツ成就（8ドル）」「こどもまもり（5ドル）」です。お土産にとても喜ばれました。他に、ビジネス成就、縁結びなどがありましたよ。

ハワイ出雲大社でトイレを借りるときと、近辺を歩くときに注意すること

↓ハワイに限らず、外国ではよくあることなのですが、ハワイ出雲大社では治安上、トイレはオープンにされていません。社務所（お守りなどを置いてあるところ）に申し出て、鍵を借ります。写真は女性用。

↓中は、特にきれいと言うわけではありませんが、神社のお手洗いですから清潔です。

↓使い終わったら、注意書きにもあるように、電気を消してドアの鍵をかけ、鍵を社務所に返します。

ダウンタウンは、オフィスビルが立ち並ぶビジネス街ですが、ちょっと外れるとあまり治安のよくない場所もあります。ハワイ出雲大社がある近辺も、ワイキキとはちょっと雰囲気が違います。
散策は、のんびりゆっくり歩きたいところですが、この界隈だけは目的地までさっさと行くのがいいと思います。

ハワイ出雲大社の基本情報

住　所	215 North Kukui Street, Honolulu, HI 96817 USA
電　話	808-538-7778
休館日	なし
開館時間	開門：8：00～17：00 社務所受付時間（御守授与、祈願受付等）：8：30～17：00
アクセス

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ハワイダウンタウン探訪：ランチは地元民で賑わうアロハビア・カンパニーで

ダウンダウン散策のときは、地元の人でいっぱいのアロハビア・カンパニーで冷たいビールとランチを超おすすめします！

↓開放的な半屋内席（カーポートと呼ばれています）。
暑かったので、わたしたちはカーポートではなくて店内に入りました。

↓まずはこれ、冷え冷えのビール！

左：カカアコ・トリペル（ドライテイスト　alc9.09%アルコール強っ！6.5ドル）夫用
右：フルート・ルーペス（苦味を抑えたトロピカルなフルーティーさ　alc7.2%8.95ドル）わたし用

これだけでは物足りなかった夫は、アロハ・ブロンド（爽やか系　alc4.8%7.5ドル）を追加注文しました。やっぱりね。

↓たくさん食べられないわたしたちシニア夫婦が選んだのは「カラマリ（イカのリングフライ）18ドル」！ビールのおつまみに、外れなく美味しいんですよね！
ただ、予想通り山盛りのフライドポテト付き・・・

でも、お腹もすいていたし、ビールのつまみにちょこちょこ食べていたら、いつの間にかなくなってしまいました。結構味が濃いので、ケチャップもつけませんでした。

まとめ

ホノルルの中心にあるダウンタウンには、歩いて巡ることが出来る圏内に、ハワイの文化と歴史を感じることができる場所がたくさんあります。

この記事では、ハワイのダウンタウンを歩いて巡るときに絶対に見たい7つのスポットについて、詳しくお話ししました。

上に掲載した７つのうちの6つ（イオラニ宮殿・カメハメハ大王像・カワイアハオ教会・ホノルル市庁舎・リリウオカラニ女王像・ルナリロ王廟）はほぼ一つの地区に固まってあるので、散歩をしながら巡ることができます。
「ハワイ出雲大社」だけが少し離れているのですが、それでも「イオラニ宮殿」から歩いて17分くらいの距離ですから、十分に徒歩圏内です。

わたしたちシニア夫婦の場合、宿泊しているコンドミニアムから、バスや徒歩での移動+見学+ランチの時間など全部入れて、約6時間半で巡りました（2024年4月土曜日）。

ハワイのダウンタウンを巡ると、ハワイの文化と歴史を身近に感じ、もっと好きになること間違いなしです！