こんにちは、クリン@シニアです。
この記事では、初めてでもだいじょうぶ、アメリカ合衆国に入国するときに必要なESTA(エスタ)の申請の方法について、申請の最初から最後までを、写真付きで詳しくご案内します。
もうESTAのことは知っているから、手続きの仕方だけ知りたい、という方は、
4.ESTA(エスタ)申請の手順・記入の方法【写真でご案内】
からご覧くださいね。
そもそもESTAって何?
ESTA(エスタ)は、アメリカ合衆国に入国する際に必要な「電子渡航認証システム」で、2009年(平成21年)1月から義務化されました。
ざっくり言うと、「私は、アメリカ合衆国に対して、テロなどを起こすような危険人物ではありません」と宣言して、アメリカに入国のOKをもらう、ということです 🙂
アメリカ合衆国に旅行する時、もちろんハワイ旅行でも、必要なもののナンバーワンは「パスポート」ですが、その次に大事なものが、今は「ESTA(エスタ)」です。
ESTAを申請して承認されないと、アメリカ(ハワイ)に入国することができないんですね。
でも、それほど大切なものだけど、ESTAはインターネットで24時間いつでも、14ドルの手数料だけでできゃうんですよ!
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ESTAに申請をするときに必要なものは?
-
- インターネット環境
インターネットを使って申請をします。申請は24時間OKです。
パソコン、タブレット、スマホでも申請できます。
パスポート申請の時のように、役所に行く必要はありません。
ただ、インターネットが得意でないと思われる方は、ご家族やお友達などに入力を手伝ってもらってもいいですね。
- パスポート
パスポートの番号を入力しなくてはならないので、パスポートを取得後にESTA申請をしてください。 - クレジットカード・デビットカード・ペイパルなど
申請には、14ドルの手数料が必要です。
支払いには、クレジットカード・デビットカード・ペイパルなどを使います。
カードは、ビザ、マスター、JCB、アメリカンエクスプレスなど、多くの種類のカードが利用できます。
- インターネット環境
1~3が揃ったら、申請の準備OKです!
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ESTA申請の前に注意すること2つ
ESTA申請の前に注意してほしいことが2つあります。
- ESTAの申請はいつまで??
- 偽物ESTA申請サイトに注意!!
ESTA申請は必ず「出発の3日前」までに済ませてください
ESTA申請にはパスポート番号が必要ですから、パスポートが出来てからゆっくり・・・と思っているうちに、パスポートが出来たから安心して、ESTAを忘れていた!!なんてことにならないように気を付けてください。
ぎりぎりの3日前に申請しても、普通はすぐに承認されるのですが、万が一「保留(PENDING)」状態が続いたりしたら旅行自体に行けなくなってしまいますから、ゆとりを持って申請してくださいね。
ESTA申請サイトに似せた「申請代行サイト」に注意!
「ESTA申請」で検索をかけると、たくさんのサイトが出てきます。
その中の多くが、「ESTA申請を代行するサイト」で、それに気づかず入力して、最後に高額の手数料を請求されてしまうということがあるんです。
で、最後に、手数料は14ドルのはずなのに、何千円かの支払いをするような指示が出たので、何かおかしい・・・と思って途中で止めました。
「手数料は14ドル」ということを知らなければ、そのまま申請して、何も気づかないままだったと思います。
頑張って自分で入力したのに、代行サイトだったために14ドル以外に高額の手数料を支払うなんて、絶対気分悪いですよね。
また、旅行を申し込んだ旅行会社でESTA申請を代行してもらうこともできます。
手数料は5,000円~8,000円くらいですが、こちらは入力などを全部してくれるので、安心ではあります。
でも、ちょっと高いですよね。
そこで、せっかくの機会ですから、ゆっくり丁寧に、自分で申請してみましょう!!
それでは、写真で分かりやすくご説明いたします。
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【写真で詳しくご説明】ESTA(エスタ)申請の手順・記入の方法とは?
それでは、ESTA(エスタ)申請の手順・記入の方法を、写真で丁寧にご説明・ガイドしていきます。
- 下の写真は、ESTA申請の公式サイトの最初のページの一部です。
中央部分に、長い英語の文章が書かれた赤の帯がありますが、これは2021年1月現在、コロナに対する「警告とお知らせ」です。
右上の黄色の○で囲った部分をポイントすると・・・↓ - 右上にたくさんの国旗が出てきますので、その中の「日本(黄色の○をつけている部分)」をクリックしてください。↓
必ずこの手順で、日本語表記に変えてください。
ブラウザの機能などを使って、別の方法で日本語表記に変えた場合、正しく変換されないことがあります。その時は申請が正常に進まなくなりますから気をつけてくださいね。 - 赤の帯の部分以外が日本語表記に変わります。↓
ESTAは以下の7つのステップで進みます。
2.申請者の情報を入力する
3.個人情報を入力する
4.渡航情報を入力する
5.適格性に関する質問に答える
6.申請内容の確認
7.支払い
でも、この中で入力などで面倒なのは、2.3.4.だけでですので、ゆっくりやれば大丈夫ですよ!
さぁ、ではいよいよ始めますね!
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ESTA申請⓵免責事項に答える
- 「公式ESTAの申請」の、「新規に申請を作成する(黄色の○をつけた部分)」をクリックします。↓
- 「新規に申請を作成する」をクリックすると、「個人による申請」か「グループによる申請」かのどちらかを選ぶ画面が出ます。↓
普通「個人による申請」ですが、家族分を一緒に申請しようとする場合などは「グループによる申請」を選ぶと、支払いが1回で済みます。
※ここでは、「個人による申請」をすることとして進めていきます。 - 「個人による申請」をクリックします。すると下の画面になります。↓
「免責事項」を読んで、「はい、私は上記の説明を読み、内容を理解し、これらの条件に合意します。」のボタン(黄色の○をつけた部分)をポチっと押します。 - その後、右下の「次へ」をクリックします。
ESTA申請②申請者の情報を入力する
- 「次へ」をクリックすると、この画面になります↓
いよいよ「申請者情報の入力」です。
オレンジの○が付いている部分は、分かりやすいように私が画像修正していますが、こんな感じで入力していただければ大丈夫です。それから、メールアドレスを入力するときは、大文字でしか入力できませんが、大文字のままでOKです。
(例)メールアドレス abcd123@yahoo.co.jp は ABCD123@YAHOO.CO.JP としか入力できませんが、気にしないで次に進んでください。 - 右側に「旅券をアップロード」や「パスポートの見本」という表示がありますが、旅券をアップロードしなくても申請は出来ますので、無視していいです。
- 入力が終わったら「次へ」をクリックしてください。
- 「次へ」をクリックすると、下の画面になります。↓
青のペンで消していますが、そこに先ほど記入したメールアドレスが書いてあります。
メールアドレスはここでも大文字で表示していますがそのままで大丈夫です。
右下の「コードを送る」をクリックしてください。 - 記入したメールアドレス宛に、4桁のコード(英数字)を書いたメールがすぐに送られてきます。
下は、わたしのヤフーメール宛に送られてきたメールの写真です。↓
赤のペンで消してありますが、その4桁の英数字をコピーしてください。
コピーがうまく出来ない場合は、メモを取っておいてくださいね。
このコードには制限時間があって、25分経つと無効になってしまいます。もし25分以上経って無効になってしまっても、またやり直すことができますからだいじょうぶ!のんびり行きましょう。
- メールの画面は閉じて、ESTA申請のページに戻ります。
ESTA申請の画面は、4桁のコードを入力する画面に変わっていますので、そこに、先ほどの4桁の英数字をペースト(貼り付け)するか、入力します。 - それから、右下の「コードを送信する」をクリックします。↓
おつかれさまでした、「申請者情報の入力」はこれで終わりました。ちょっと長かったですね。
次に、途中で休憩したりするときのために、データの保存の仕方も説明しますね。
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途中で中断するときのデータの保存の仕方は?
途中で用事が出来たり、ちょっと休憩したくなったりしたときは、記入したデータを保存することができます。
初めて申請するときはやはり結構時間がかかってしまいますから、ここでは、保存の仕方もご説明しますね。
- 上で記入してきた「申請者情報の入力」が終わった段階で、一番下の左側に「保存して終了(黄色で○を付けた部分)」のボタンがあります。
- 「保存して終了」をクリックすると、下の画面が現れます。↓
上の作業と同じで、「コードを送る(黄色で○を付けた部分)」をクリックします。 - メールアドレス宛に、新たに4桁のコードが送られてきます。↓
(下は、わたしのヤフーメール宛に送られてきたメールの一部です。) - メールの画面は閉じて、ESTA申請のページに戻ります。
ESTA申請の画面は、4桁のコードを入力する画面に変わっていますので、そこに、先ほどの4桁の英数字をペーストするか、入力します。 - それから、右下の「コードを送信する」をクリックします。↓
- 「コードを送信する」ボタンを押したら、次の画面になります。
緑の線を付けた部分に16桁の英数字が書いてあります。
メール宛にも送ってくるので、メモしなくてもだいじょうぶですよ。
「閉じる(黄色で○を付けた部分)」をクリックします。 - これで保存作業は終わりです、お疲れさまでした 🙂
ちょっと面倒ですが、各セクションの終わりには「保存」ができるようになっていますから、利用されるといいですよ。
途中で中断したデータの再開の仕方は?
次に、途中で保存したデータを再開して、申請を続けるときの手順を説明しますね。
- ESTA申請の公式サイトにアクセスします。
下の画像の「既存の申請を続行する(黄色で○を付けた部分)」をクリックしてください。↓
- 「個人申請の検索」のページで↓
・「パスポート番号」と「生年月日」を入力します(赤の□で囲った部分)。
・先ほどメール宛に送られてきた「申請番号(16桁の英数字)」、または「市民権(JAPANを選択)」+「パスポートの発行日と有効期限」のどちらかを入力します。
入力が終わったら「申請の検索(黄色の〇をつけた部分)」をクリックします。 - 以前保存したページに戻りますから、続きから記入ができます。
わたしはなるべく楽をしたいので、16桁の番号をコピー&ペーストするより、(ESTA申請の時は必ず手元にパスポートがありますから)「市民権(JAPANを選択)」+「パスポートの発行日と有効期限」を入力して記入の再開をします。
これはお好みでどうぞ 🙂
ESTA申請③個人情報を入力する
- いよいよ個人情報の入力画面になりました。
まずは「あなたの連絡先情報」です。
住所等は、赤の「*」が付いているところは必須です。
赤の●を付けているところは、分かりやすいように私が画像に修正を加えています。 - 電話番号は、一番最初の「0」を除いた10桁を記入してください。
(例1)012-3456-7890 の場合 1234567890と入力
(例2)080-1234-5678 の場合 8012345678と入力 - 次に「ソーシャルメディア」です。
Facebook,TwitterなどのユーザID持っている方は、記入してください。
持っていない方は、左下の、「オンラインプレゼンスはありません」の□(黄色の〇をつけた部分)をポチっと押してチェックを入れてください。 - 個人情報の入力の下半分に進みましょう。
「GEメンバーシップ」は、現在日本人は該当しないので、「いいえ」を選んでください。 - 「両親」は、ご両親の姓名を記入してください(ご存命の有無にかかわらず)。
ご両親のことがよくわからない、というような場合は「UNKNOWN」と記入することもできます。 - 「勤務先情報」は、現在または過去にも勤務したことがない場合は「いいえ」を選びます。
勤務している・勤務したことがある場合は、「*」の部分だけでいいので、記入しましょう。 - 記入が済んだら、右下の「次へ」をクリック!↓
※分かりにくい時は、下の写真のように、記入欄にカーソルを当てるとメッセージガイドが出てきます↓
また、「?」が付いているところにもカーソルを当てると説明が出てきますよ。
「個人情報の入力」はこれで終わりです。少し慣れてこられたのではないですか? 🙂
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ESTA申請④渡航情報を入力する
- 次は「渡航情報の入力」です。
「米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?」の質問は、アメリカ(ハワイ)へ行くための旅行であれば「いいえ」を選びます。
もし、「アメリカ経由でメキシコへ行く」というような場合は「はい」になります。
※アメリカへは乗り継ぐだけで入国はしない場合でも、ESTAは必要なんです。 - 「米国内の連絡先情報」は、宿泊するホテルが決まっている方は、ホテル名、住所、電話番号を入力してください。
下のフォームでは、「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ」に宿泊する場合の記入例です。 - 次に「米国滞在中の住所」↓は、上で記したホテルと同じだったら、「はい」を選んでください。
- 「米国内および米国以外の緊急連絡先情報」には、家族や友人など、緊急時に連絡したい人の氏名・住所・電話番号を記入してください。
電話番号は、「個人情報の入力」の時と同じように、一番最初の「0」を除いた10桁を記入してくださいね。
- 記入が終わったら「次へ」をクリックします。
「渡航情報の入力」が終わりました。もう山は越えましたよ。
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ESTA申請⑤適格性に関する質問に答える
- 「適格性についての質問」、いよいよラストが近づきました。もうひと頑張りです!↓
ここは質問を読んで、「はい」か「いいえ」を選ぶのですが、ほぼ皆さん全部「いいえ」だと思います。
ちなみに、一つでも「はい」があった場合は、入国できない可能性が強いです 😯 - 次は「権利の放棄」についてです。↓
「権利の放棄」・・・って、なんか、とても大変なことに巻き込まれるんじゃないかって思ってしまいますが、早い話、もし入国できなかったときには文句言いません、ってことです。
ですから、一般人は迷わずチェックをポチっと入れましょう(黄色の〇が付いている部分)。
もし、他の人の申請を代理で行っている場合はその下の□にチェックを入れてくださいね。 - さて、いよいよラストです「次へ」をクリックしましょう。
「適格性についての質問」が終わりました。ここは割とらくちんでしたね。
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ESTA申請⑥申請内容の確認
- 「あなたの申請内容の確認」です。
・申請者情報
・個人情報
・渡航情報
・適格性に関する質問の4項目(下の写真の黄色の〇をつけた部分)があります。
いよいよ最後ですからしっかり確認しましょう。誤記入に気づかず申請してしまうと、修正が面倒になりますから、間違いはここでしっかり修正してください。
- 確認が終わったら、右下にある緑の「確認して続行」をクリックします。
- ページの確認が全部終わったら下の写真のような画面になります。↓
黄色の枠の中に、再度パスポート番号・国籍・姓(名前はいりません)・生年月日を入力します。 - 「次へ」をクリックします。
「あなたの申請内容の確認」が終わりました。間違いはありませんでしたか?丁寧に確認してくださいね。
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ESTA申請⑦支払い
- 最後は「支払い」です。
今すぐ支払いを済ませて、申請を完了する場合は、右下の「免責事項」を読んで、□(黄色の〇をつけた部分)にチェックをポチっと入れます。
その後「今すぐ支払う」をクリックします。
- 手数料の14ドルは、ペイパル・デビットカード・クレジットカードで支払うことができます。↓
支払いに使用する方(黄色で〇をつけている部分のどちらか)をポチっと押してください。 - 下は「クレジットカード・デビットカード」での支払いを選んだ画面です。↓
インターネットでお買い物をする時などでお馴染みの画面ですね。
ここも、「*」だけ入力すれば大丈夫です。
お疲れさまでした!
支払いが済むと、ESTA申請での申請者の作業は終わりです 🙂
支払い完了後
支払いが完了すると、ESTA申請画面には「認証は保留中です」と表示されますが、大丈夫です。
登録したメールアドレス宛に、3日以内には「渡航許可通知」がきますから、それで無事ESTA申請が完了となります。
ESTAの渡航申請番号と有効期限は、メモしておくといいですね。
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まとめ
以上、アメリカ合衆国(ハワイ)へ旅行する時に絶対必要な、ESTA(エスタ)をインターネットで取得する方法をご紹介しました。
ESTAは、旅行を申し込んだ旅行会社で代行して申請してもらうこともできますが、1件あたり5,000円以上が相場ですので、この際インターネットに向かって、ゆっくりのんびり自分で申請することをおすすめします!
また、ESTAの期限は2年間です。パスポートの期限がまだ残っていても、ESTAは再申請しなくてはならないことがありますから、気を付けてくださいね。
あなたのESTA申請のお役に立てれば嬉しいです 🙂
ステキなハワイ旅になりますように!